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松永裕平:温故知新 -Tangos en Piano Solo-
タンゴ・ピアニスト松永裕平のデビューアルバム。数多くのタンゴ・ピアニストの修業の場であった盛岡のライヴレストラン「アンサンブル」専属ピアニストを経て、本格的にタンゴ・ピアニストとしての活動を始めた松永は、現在、鬼怒無月egとのデュオ、北村聡bnと田中伸司bとのトリオ、喜多直毅vnトリオ/カルテット、メンターオなどさまざまなグループに参加して、トラディショナルなタンゴを中心にライヴ活動を展開している。しかし彼のもう一つの顔と言っていいのが「ソロ」だ。もちろんピアノ・ソロにおいても、伝統的なタンゴを真芯からとらえている点は同じなのだが、その表現はより自由でありながらも、タイトル「温故知新」そのままの、伝統を重んじつつ自らの表現を探究してきた松永の歩みを象徴したものである。タンゴ・ピアノに特に必要とされる力強さと抒情の表現、そのメリハリのつけ方は他の追随を許さない、絶妙なバランス感覚を持っている。
特にそれを象徴するのが本作収録の⑥、彼が敬愛するアルゼンチンのピアニスト、カルロス・ガルシアが名匠カルロス・ディ・サルリに捧げて1980年頃に作曲したものだが、作曲者本人はいつも自身が指揮するブエノスアイレス市立タンゴオーケストラでこの曲を演奏しており、作曲者自身のソロ演奏の録音はない。この松永のソロ演奏はもしガルシアがソロで演奏したらこうなるなと思えるだけの説得力を持っている。
さらに有名なタンゴ曲①②⑤⑦をそろえ、ピアノ・ソロというフォーマットによって一味違った魅力を引き出しているし、豪快なミロンガ③はリズムの楽しさを十分に伝え、2曲の自作にはジャズや映画音楽などにもまたがる広いレパートリーをこなしてきた彼の足跡がうかがえる。
(PaPiTaMuSiCa 西村秀人)
(メーカ―インフォより)
日本で数少ないタンゴピアニスト・松永裕平による、待望のデビューアルバム。
恩師である小原孝から「指の運動神経が先天的に他の人と違う」と評され、185cmの長身から奏でられる音色はダイナミックかつ繊細である。
古典タンゴを軸足に据え、タンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」やピアソラの代表曲「リベルタンゴ」の他、国際的に高く評価されている映画監督エドモンド・ヨウ氏の作品のために松永が作曲したテーマ曲「スケッチ」等、全8曲を収録。
ジャンルを超えた共演も多く、今後の活躍を大いに期待されている。
曲目
1. La Cumparsita(ラ・クンパルシータ)/ヘラルド・マトス・ロドリゲス
2. El Choclo(エル・チョクロ)/アンヘル・ビジョルド
3. Mano Brava(凄腕)/マヌエル・ブソン
4. Toccata(トッカータ)~N.K.に寄せて~/松永裕平
5. Por una Cabeza(首の差で)/カルロス・ガルデル
6. Al Maestro con Nostalgia(マエストロに郷愁を込めて)/カルロス・ガルシア
7. Libertango(リベルタンゴ)/アストル・ピアソラ
8. Sketch(スケッチ)/松永裕平
〜「Aizu Art Project 2019」出展作品 <青田風(Aotakaze)>テーマ曲
「Yahoo!ニュース」2022/2/24(木)掲載(CDジャーナル)。
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