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在庫僅少【T】【F】プルソ・スール PULSO SUR / タニノ・デュオ Tanino Dúo -TANGO más FOLKLORE
¥2,000
アルゼンチンのハーモニカ奏者、サンティアゴ・アルバレスとギタリストのフェルナンド・サンチェスによるインストゥルメンタル・デュオ、『タニノ・デュオ』による恐らく2枚めの2014年作品。 アルゼンチンの巨匠ウーゴ・ディアスを彷彿とさせる鳴きのハーモニカ音色によるアルゼンチン・タンゴの伝統曲やフォルクローレの名曲レパートリーをしっかりタンゴ・ギターの奏法を用いつつ、ほどよく現代的なアレンジで丁寧に表現している。 なおサンティアゴ・アルバレスは欧州のハーモニカフェスティバルやツアー等を重ねるなど、国際的にも高い評価を受けている、一方フェルナンド・サンチェスはタンゴ・ギターのソロ演奏やAguafuerte Tango Trioなどで同じく欧州のフェスティバルに出場するなど活躍中である。 本作はPaPiTaMuSiCa谷本が現地ブエノスアイレスで、サンティアゴ・アルバレスと打合せた際に直接買い付けた未開封デッドストックを販売。恐らく日本未入荷稀少品。 1. El pollo Ricardo 2. Zamba para la Viuda 3. Boedo 4. El Amanecer 5. Soledad 6. Corazonando 7. Zamba del Silbador 8. Milonga del Angel 9. Triunfal 10. Zamba del Carnaval 11. Nocturna
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【T】福井浩気&ルイーズ・ジャリュ / アルス・モデルナ Hiroki FUKUI & Louise JALLU / ARS MODERNA
¥2,500
福井浩気&ルイーズ・ジャリュ / アルス・モデルナ Hiroki FUKUI & Louise JALLU / ARS MODERNA (フランス盤 / 2017) 税・送料込み特別価格¥2500 偉大なウルグアイのギタリスト、シロ・ペレスにフランスで出会い、タンゴ・ギターの正統を学んできた福井浩気(ふくいひろき)と、フランスの若手バンドネオン奏者で、今最も注目を集めるヨーロッパのタンゴ演奏家の一人となったルイーズ・ジャリュが制作した2017年のアルバム。アニバル・トロイロ=ロベルト・グレラ、あるいはレオポルド・フェデリコ=ロベルト・グレラというアルゼンチン・タンゴの名デュオのスタイルに依拠しながら、1910年代の古典タンゴからフェデリコやプラサの現代曲まで幅広く演奏。 収録曲: (WEBの間違い訂正済み) 1. Amurado / Pedro Maffia, Pedro Laurenz 2. Taconeando / Pedro Maffia 3. Romantica / Felix Lipesker 4. La cachila / Eduardo Arolas 5. La trampera / Anibal Troilo 6. La maleva / Antonio Buglione 7. Un placer / Vicente Romeo 8. A Ernesto Sabato / Leopoldo Federico 9. Silbando / Sebastian Piana, Catulo Castillo 10. A la guardia nueva / Anibal Troilo 11. Romance de barrio / Anibal Troilo 12. Danzarin / Julian Plaza
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アサトパイス アケジョス・タンゴス・デ・コディゴ・アビエルト ASATO PAIS Aquellos Tangos De Código Abierto
¥2,000
人気タンゴ系Youtuberとしても知られる沖縄日系四世アルゼンチン人のクリスティアン安里とラ・パンパ州生まれのアルゼンチン人女性バンドネオン奏者アジェレン・パイスのデュオによるタンゴ名曲に独自のアレンジを加えたミニ・アルバム♬ 1.バンドネオンの嘆き(J.フィリベルト) 2.アディオス・ノニーノ(ピアソラ) 3.想いの届く日(ガルデル) 4.わが人生の夢(ブルネリ) 5.リベルタンゴ(ピアソラ) 6.軍靴の響き(モーレス) 7.オブリビオン(ピアソラ) 8.ラ・クンパルシータ(マトス・ロドリゲス)
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【T】2枚組+特製ブックレット 歌劇「ブエノスアイレスのマリア」 TANGO QUERIDO & NAHO SHIBATA タンゴケリード & 柴田奈穂
¥3,850
【T=Tango】2023年1月22日発売。 ※雑誌『pen』2023年4月号(2/28発売)に特集記事が掲載されました!!! 2枚組CD+オールカラー豪華ブックレット付 2021年12月、アジア圏で初めてオペラ形式で上演されたアストル・ピアソラ作曲のオペリータ。その東京での歴史的公演を収録したCD。 ブックレットは全48ページオールカラーで本作中ドゥエンデを演じた西村秀人による新訳、全スペイン語詞、ピアソラ研究家の斎藤充正氏による解説、出演者による曲目解説を含み、資料的にも価値あるものに仕上がっています。 <斎藤充正(ピアソラ研究家)によるコメント> ピアソラらによる『ブエノスアイレスのマリア』のオリジナルを完璧にリスペクトした上で、演劇的要素をもう一つの柱に据え、新しいマリア像を描くことに成功した歴史的公演のCD化。歌や朗読の“声”も含めたその音の一つひとつに深みがあり、それらが重層的に、また呼応しながら、ストーリーを丹念にかつ大胆に組み立てていく。録音も優秀で、フェレールのスペイン語テキストの西村秀人による新訳の価値も高く、ピアソラの金字塔的名作の名に恥じないアルバムが誕生した。 <小室敬幸(音楽ライター)によるコメント> 「ピアソラ」や「タンゴ」という括りを超え、宗教音楽の大胆な翻案としては、ミュージカル史に燦然と輝く『ジーザス・クライスト・スーパースター』と並び立つ歴史的な超重要作だ。演奏は勿論のこと、最上品質の録音・解説・対訳も揃った新たなる決定盤。 <ニコラス・ゲルシュベルグ(ピアノ[ピアソラ財団キンテート他]・コンポーザー)によるコメント> まずアストル・ピアソラの特別な作品である「ブエノスアイレスのマリア」について寄稿できることをうれしく思う。まず何よりも、日本ですべて制作されたこの作品を受け取ることは心地よく感動に満ちた驚きであった。楽器演奏者のレベルも、演唱者のレベルも格段に素晴らしく、それぞれのニュアンスにおいても安定し、繊細である。そこにはタンゴのスタイル、特にマエストロ・アストル・ピアソラの作品に対する深い専心が感じられる。 私は幸運にもこれまで世界中の様々なステージでこの作品を演奏する機会を得た。本当のことを言って、このCDに聴かれる「ブエノスアイレスのマリア」のヴァージョンはいかなる第一級の国際的に知られたアンサンブルに匹敵するレベルにある。また、素晴らしい録音の質と全体の音響が私に心地よい印象をもたらした。この美しいプロジェクトに関わったすべての人、そして素晴らしいタンゴ・バイオリニストであるだけでなく、このプロジェクトを高い質とプロフェッショナリズムをもってプロデュースしリードしてきた柴田奈穂を祝福したいと思う。 ブラーボ! 曲目表: 第1部(ディスク1) 第1場 アレバーレ(開始の合図) Alevare 第2場 マリアのテーマ(インストゥルメンタル) Tema de María (instrumental) 第3場 いかれたオルガニートへのバラード Balada para un organito loco 第4場 カリエゴ風ミロンガ Milonga carrieguera 第5場 フーガと神秘(インストゥルメンタル) Fuga y misterio (instrumental) 第6場 ワルツによる詩 Poema valseado 第7場 罪深いトッカータ Tocata rea 第8場 ミゼレーレ・カンジェンゲ Miserere canyengue 第2部(ディスク2) 第9場 葬送のコントラミロンガ Contramilonga a la funerala 第10場 暁のタンガータ(インストゥルメンタル) Tangata del alba (instrumental) 第11場 街路樹と暖炉に寄せる手紙 Carta a los árboles y a las chimeneas 第12場 精神分析医のアリア Aria de los analistas 第13場 ドゥエンデのロマンス Romanza del Duende 第14場 アレグロ・タンガービレ(インストゥルメンタル) Allegro Tangabile (instrumental) 第15場 受胎告知のミロンガ Milonga de la anunciación 第16場 タングス・デイ(神のタンゴ) Tangus Dei メンバー: 【参加ミュージシャン】 小島りち子:マリア(マリアの影) KaZZma:カントール(5役)(歌手) パジャドールの声 夢見る雀のポルテーニョ 古き大盗賊 第1精神分析医 その日曜日の声 西村秀人:ドゥエンデ(朗読) 早川純:バンドネオン 柴田奈穂:バイオリン 会田桃子:バイオリン 橋本歩:チェロ 田中景子:ビオラ 赤木りえ:フルート 田中庸介:ギター 宮沢由美:ピアノ 田辺和弘:コントラバス 相川瞳:ビブラフォン シロフォン 海沼正利:パーカッション 【ダンス・群読】 鍬本知津子, 坂田美帆子:娼家のマダムたちの声 タリオリーニ作りの女たちの声 見物人たちの声 ゴンサロ・クエッショ, ダニエル・ウルキーシャ. レアンドロ・ハエダー: 神秘から戻ってきた男たちの声 古き盗賊たちの声 精神分析医たちのコーラス 物事に酔った3人の操り人形の声 土木工事の3賢人の声
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【T】KaZZma / CD「 KaZZma Canta GARDEL カルロス・ガルデルを歌う」
¥3,025
【T=Tango】2023年3月3日発売。 ※5月3日までのアクセス特典付き特別販売です! (お早目のお買い求めをお勧めします) タンゴシンガーKaZZma 単独名義初アルバムは、Duo Criollo(デュオ・クリオージョ)との意欲作。 ガルデル作品集第一弾! CD「 KaZZma Canta GARDEL カルロス・ガルデルを歌う」 ●収録曲目● 1. Cuesta abajo (下り坂) 2. Soledad(孤独) 3. Melodía de arrabal(場末のメロディ) 4. Caminito soleado(陽のあたる小径) 5. Volvío una noche(君帰りし夜) 6. Volver(帰郷 ボルベール) 7. Lejana tierra mía(遥かな故郷) 8. Mi Buenos Aires querido(我が愛しのブエノス・アイレス) 9. El día que me quieras(想いの届く日) ※全曲スペイン語歌唱 品番:LMK001 レーベル:Lamusikaz recoeds. ●プロフィール● KaZZma( カズマ:タンゴシンガー) 相愛大学音楽学部(声楽専攻科)卒 教師である母のもと幼少期より西洋音楽と南米音楽に触れ、両ジャンルをルーツに持つ 1998年「歌曲ソロ・リサイタル」にてデビュー、歌手生活24年目を迎える。 タンゴ歌手の中川美亜氏に師事し、タンゴ・バー「ダリ」にて4年間レギュラー出演しタンゴ歌手としての研鑽を積む。 2011年アルゼンチンにて、タンゴ歌手カルロス・ガリ氏(L.フェデリコ楽団専属歌手)に師事 2013年世界的バンドネオン奏者の小松亮太氏に抜擢され、A.ピアソラ「ブエノスアイレスのマリア」邦人初の男性ソリストして出演、鮮烈な印象を与える。 現在「小松亮太ユニット」「小松真知子&タンゴクリスタル」「西塔祐三とグラン・オルケスタ・ティピカ・パンパ」「トリオ・ロス・ファンダンゴス」「鈴木崇朗cuarteto」etc. アジア屈指のタンゴ楽団の歌手を務めている。 https://ameblo.jp/kazzmatango https://www.youtube.com/@wmqns066 Duo Criollo (清水悠×福井浩気:ギターデュオ) ★清水悠 Shimizu Haruka 13歳からギターを始め、これまでに近藤秀司、柴崎建司、Ricardo Moyano、Juan Falu、Carlos Moscardini、Ernesto Mendez、Osvaldo Burucua、Quique Sinesiの指導を得て、清水悠ソロアルバム「Trasfondo Onirico」をリリース(2018年) 近年はギタリストの森井英朗とRio del Bosqueを結成、ギタリストの福井浩気とDuo Criolloを結成し、精力的に音楽活動を展開している。 ★福井浩気 Hiroki Fukui 4歳よりクラシックギターを始める。 2009年に渡仏し、ジュディカエル・ペロワに師事のもと、オルネー=スー=ボワ県立音楽院(パリ近郊)にて音楽研究資格、オー=ド=フランス高等音楽学校(リール)にて国家音楽家専門資格及び国家音楽教育資格を取得。在仏時には、リール近郊の音楽学校で約4年間ギター講師も務める。 これまでに、ギターを武藤吉洋、辻幹雄、高田元太郎、ジュディカエル・ペロワ、ロレンツォ・ミケーリの各氏に師事。 また、アルゼンチンギタリストのディエゴ・トロスマンやシロ・ペレス各氏の指導を得て、アルゼンチンタンゴの追求も行う上、バンドネオン奏者のルイーズ・ジャリュと「Duo FUKUI-JALLU」を結成し、ミュールーズのタンゴフェスティバル「Le Printemps du Tango」やパリの「Tango Paris Banlieues」 等に出演する他、フランス国内で多数演奏活動を行う。2017年アルバム「Ars Moderna」をKlartheよりリリース。
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松永裕平 / 温故知新 Tangos en Piano Solo-
¥2,200
松永裕平:温故知新 -Tangos en Piano Solo- タンゴ・ピアニスト松永裕平のデビューアルバム。数多くのタンゴ・ピアニストの修業の場であった盛岡のライヴレストラン「アンサンブル」専属ピアニストを経て、本格的にタンゴ・ピアニストとしての活動を始めた松永は、現在、鬼怒無月egとのデュオ、北村聡bnと田中伸司bとのトリオ、喜多直毅vnトリオ/カルテット、メンターオなどさまざまなグループに参加して、トラディショナルなタンゴを中心にライヴ活動を展開している。しかし彼のもう一つの顔と言っていいのが「ソロ」だ。もちろんピアノ・ソロにおいても、伝統的なタンゴを真芯からとらえている点は同じなのだが、その表現はより自由でありながらも、タイトル「温故知新」そのままの、伝統を重んじつつ自らの表現を探究してきた松永の歩みを象徴したものである。タンゴ・ピアノに特に必要とされる力強さと抒情の表現、そのメリハリのつけ方は他の追随を許さない、絶妙なバランス感覚を持っている。 特にそれを象徴するのが本作収録の⑥、彼が敬愛するアルゼンチンのピアニスト、カルロス・ガルシアが名匠カルロス・ディ・サルリに捧げて1980年頃に作曲したものだが、作曲者本人はいつも自身が指揮するブエノスアイレス市立タンゴオーケストラでこの曲を演奏しており、作曲者自身のソロ演奏の録音はない。この松永のソロ演奏はもしガルシアがソロで演奏したらこうなるなと思えるだけの説得力を持っている。 さらに有名なタンゴ曲①②⑤⑦をそろえ、ピアノ・ソロというフォーマットによって一味違った魅力を引き出しているし、豪快なミロンガ③はリズムの楽しさを十分に伝え、2曲の自作にはジャズや映画音楽などにもまたがる広いレパートリーをこなしてきた彼の足跡がうかがえる。 (PaPiTaMuSiCa 西村秀人) (メーカ―インフォより) 日本で数少ないタンゴピアニスト・松永裕平による、待望のデビューアルバム。 恩師である小原孝から「指の運動神経が先天的に他の人と違う」と評され、185cmの長身から奏でられる音色はダイナミックかつ繊細である。 古典タンゴを軸足に据え、タンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」やピアソラの代表曲「リベルタンゴ」の他、国際的に高く評価されている映画監督エドモンド・ヨウ氏の作品のために松永が作曲したテーマ曲「スケッチ」等、全8曲を収録。 ジャンルを超えた共演も多く、今後の活躍を大いに期待されている。 曲目 1. La Cumparsita(ラ・クンパルシータ)/ヘラルド・マトス・ロドリゲス 2. El Choclo(エル・チョクロ)/アンヘル・ビジョルド 3. Mano Brava(凄腕)/マヌエル・ブソン 4. Toccata(トッカータ)~N.K.に寄せて~/松永裕平 5. Por una Cabeza(首の差で)/カルロス・ガルデル 6. Al Maestro con Nostalgia(マエストロに郷愁を込めて)/カルロス・ガルシア 7. Libertango(リベルタンゴ)/アストル・ピアソラ 8. Sketch(スケッチ)/松永裕平 〜「Aizu Art Project 2019」出展作品 <青田風(Aotakaze)>テーマ曲 「Yahoo!ニュース」2022/2/24(木)掲載(CDジャーナル)。
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青木菜穂子 / Tardes lejanas ~遙かなる午後~
¥2,700
このアルバムにはタンゴ・ピアノのエッセンスがつまっている。力強さはもちろん、ほのかな感傷、抒情性、きらびやかさ、グルーヴ感、スケールの大きさ... 実際にこのアルバムに含まれているのはタンゴだけではない。1920~30 年代に作曲されたタンゴの名作①③⑦⑩の他は、今でも多くのタンゴ歌手に歌われているワルツの名作④、現代タンゴの巨匠アストル・ピアソラと同じく、2021 年に生誕 100 周年を迎えたフォルクローレ・ピアニスト、アリエル・ラミレスの現代色あふれるサンバ⑧、そこにフォルクローレの形式に拠ったものを含む青木自身の作品②⑥⑨、際立つ個性を持った熊田洋の作品⑤(この曲のみ演奏は青木と熊田によるピアノ・デュオ)が散りばめられ、ありとあらゆる表情を見せる。さらにゲスト参加のバイブラフォンやコントラバスがいっそう華やかなアクセントをもたらし、聴く者にアルゼンチン音楽の豊かさを伝える。 しかし一方で、長年青木が学んできたタンゴ・ピアノの精神が(タンゴでない曲も含めて)すべての根底にある、と私が強く感じたのも事実である。それだけに 17 年前に作られたファースト・アルバムのタイトル曲⑦を再演していることが一層意義深く思われるのだ。(PaPiTa MuSiCa 西村秀人) CD「Tardes lejans ~遙かなる午後~」 (演奏) 青木菜穂子 Naoko Aoki (pf / arr. and comp.) 相川瞳 Hitomi Aikawa (perc / vib) 熊田洋 Hiroshi Kumata (pf / comp.) 河崎純 Jun Kawasaki (cb) 堀円 Madoka Hori (g) (収録曲) 1.Nunca tuvo novio 恋人もなく 2.Florece en la madrugada 夜明けに咲く 3.Soledad 孤独 4.Caseron de tejas 瓦屋根の大きな家 5.Filomela うぐいす 6.Tardes lejanas 遥かなる午後 7.Tierra querida 懐かしき故郷 8.Zamba de usted あなたのサンバ 9.La Estanciera エスタンシエラ 10.Lucecitas de mi pueblo 私の街の灯 ピアニスト・作曲家、青木菜穂子による 4作目の ソロアルバム。 リーダーバンドを含めると8作目となる。ピアノ独奏を中心に、オリジナル曲とアルゼンチン系の楽曲 でアルバムを構成。日本でクラシックとジャズを、アルゼンチンでタンゴとモダン・フォルクローレを 吸収してきた青木が、それらすべてを作編曲と演奏表現に還元している。 注目は青木の編曲と、ダイナミズムとリリシズムの共存するピアノ演奏。不世出のタンゴ歌手カルロ ス・ガルデルの名曲「Soledad」の見事なモダン化など、アレンジ面から古典曲を現代化/個性化し て再生。それを青木の個性である清廉さや繊細さと、彼女が希求・吸収してきたアルゼンチン音楽の 激性と憂愁の混じった独特のピアノ演奏で表現する。ハンブルグ・スタンウェイと、近年注目を集め ているファツィオリという2台のピアノの弾き分けも聴きどころ。 詳細は青木菜穂子HPでご覧ください。 https://celeste.phono.co.jp/
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MOMOKO AIDA / 会田桃子(2枚組CD)
¥3,400
「MOMOKO AIDA」(2枚組) ...アルゼンチン・タンゴを中心に幅広い分野で活躍するバイオリニスト会田桃子が歌などその多彩な面を発揮した2枚組のニューアルバム。 CD1は会田自身のタンゴやフォルクローレに根差したオリジナル作品を中心に、参加アーティストでもあるギターの藤本一馬の作品、間のバンド「クアトロシエントス」のメンバーでもある林正樹、西嶋徹のオリジナルも登場。 CD2は会田のボーカルをフィーチュアし、「想いのとどく日」「最後のコーヒー」「ナーダ」などタンゴのスタンダードをメインにオリジナル作品も含んでいる。
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【T】キンテート・エル・デスプエス/リユニオン
¥1,000
【T=Tango】【新品未開封・限定1枚】 パリ在住のアルゼンチン人音楽家と、パリで活躍するヨーロッパのタンゴ・アーティストによって結成されたキンテートで、バンドネオンのビクトル・ビジェーナ、ギターのアレハンドロ・シュワルツ、ピアノのイボ・デ・グリーフは歌手の伴奏で来日したことがある。(イボ・デ・グリーフは、2022年早川=テルージ・トリオで再来日した。)トロイロの「若者たちが踊るために」以外はすべてシュワルツの現代作品。2006年録音で全11曲。
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【T】ドゥオ・エル・バルコン Dúo el Balcón "Dúo el Balcón"
¥2,500
「カフェ・ビニーロ」などブエノスアイレスの名だたるライヴハウスで公演を重ね、ヨーロッパ・ツアーでも好評を得たアルゼンチンの夫婦ドゥオ、ドゥオ・エル・バルコン初来日ツアー来日記念盤ファースト・アルバム。 懐かしさを感じさせつつ、現代の洗練と牧歌的な親しみ、相反する双方のはざまで揺れるような、初期の頃のタンゴを彷彿とさせる味わいが他にはない彼らの魅力です。 ※日本語解説付(西村 秀人 "PaPiTaMuSiCa") ●2010年結成のEl Balcon(バルコニーの意)はそのユニット名通り、自宅のバルコニーで自分たちの音楽を作りあげてきたマリアーノ・ボット(ギター)とカルラ・セチェット(ボーカル)による夫婦ドゥオ。 ●自作をはじめ、タンゴの古典やフォルクローレ・ロックなど現代作品を独自のアレンジで取りあげ高い評価を受け、結成直後から市内数多くの文化的スペースで演奏し、さらにはブエノスアイレス州各地、大西洋岸、パタゴニア、ウルグアイでもコンサートを行ってきました。 2012年には初ヨーロッパ・ツアーを実施。パリ、リヨン、グラナダ、マドリード、バレンシア、ジュネーヴ、ロンドンなどの都市でコンサートを開催。そこでも高い評価を得て2015年3月~4月2度目のヨーロッパ・ツアーを実施後、初となる日本ツアー全国8箇所を実施、2017年にも再来日し各地で高い評価を得ています。 ●本アルバムは、2013年12月に発売のファースト・アルバム。 10曲のオリジナル曲と独自スタイルにアレンジされた3曲のタンゴ名曲が収録されています。 ●オリジナル曲も有名曲も、どちらもフォルクローレとタンゴのイメージと、最近のアルゼンチン、特にブエノスアイレスのミュージシャンに共通する私的内証的なイメージを、歌とギターという最もシンプルな形式を用いて、同じ軸でとらえ表現しているのが彼らの音楽の特徴です。「我々をゆっくりとバルコニーからの眺めにいざない、人々と風景と日々の出来事が深みをもって生きづいていく、その瞬間に我々を参加させてくれる。」(サントス・べラ・グァジャマ‐ラディオ・グァジャマ、2014年)そんな、やさしく魅力的な音楽が持ち味です。 ●ドュオ・エル・バルコンの音楽に共感し、モノ・フォンタナ(シンセサイザー)、リディア・ボルダ(歌)、オスキ・アマンテ(歌)らが、ゲストとして1曲ずつ参加しているのにも注目下さい。 <収録曲> 1. Noche y campo(夜と田園)(Amelia Biagioni-Mariano Botto) ゲスト:モノ・フォンタナ(シンセサイザー) 2. Reina(女王)(Mariano Botto) 3. Barrio(街‐まち‐)(Mariano Botto) ゲスト:ソニア・エリホビッチ 4. Cantando(歌いながら)(Mercedes Simone) ゲスト:リディア・ボルダ(歌) 5. De luna y terraplén(月と盛り土)(Alda Salzarulo-Mariano Botto) 6. Dicen(人のうわさ)(Mariano Botto) 7. Tu pálida voz(君の蒼ざめた声)(Homero Manzi-Charlo) 8. Barrio al sur(南の街)(Mariano Botto) ゲスト:リカルド・カプリア 9. Sin atajos(近道はない)(Mariano Botto) ゲスト:オスキ・アマンテ(歌) 10. Pasan las olas(過ぎていく波)(Mariano Botto) ゲスト:ペドロ・ブラガーン 11. Luces de inocencia(無垢な光)(Mariano Botto) 12. Cantar eterno(永遠の歌)(Ángel Villoldo) 13. La flor de la noche(夜の花)(Mariano Botto) <プロフィール> ●Carla Cecchetto カルラ・セチェット 1981年生まれ。2000年から2007年まで、フアン・ホセ・カストロ音楽院で声楽を学び、2008年からフリオ・ボッカ率いるスクールでミュージカルコメディの基礎(クラシック・バレエ、ジャズ・ダンス、タップ・ダンス、歌)を学ぶ。2010年マリアーノ・ボットとドゥオ・エル・バルコンを結成、ブエノスアイレスのライヴハウスや、タンゴ・フェスティバルなどに出演、2012年3-4月にヨーロッパ・ツアーを敢行、同年8月にはパタゴニア地方でのツアーも行った。2013年ファースト・アルバム「ドゥオ・エル・バルコン」を発表、アルバム発表記念コンサートをドムス・アルティスとカフェ・ビニーロで行う。 ●Mariano Botto マリアーノ・ボット 1972年生まれ。1986年、フアン・バルエコにギターの最初の手ほどきを受ける。アベジャネーダ・ポピュラー音楽学校卒業後、1996年モノ・フォンタナに師事し即興を学ぶ。1999年にエドガルド・カルドーソ、2006年にフアン・ファルーに師事。2002年から2006年まで都市音楽・アート学院(EMAU)でギターを教え、現在も個人レッスンを続ける。自己の音楽活動としては1990年代にロック・グループで演奏していた他、1999年にはエディス・ロセッティのフォルクローレ・トリオ、2003年から2005年までは女性歌手セシリア・ベルナスコー二とドゥオ「マルカロー」を結成し活動。2005年から2007年まではタンゴの四重奏団「ソブレ・エル・フィロ」で活動した。 (いずれも2015年現在) <動画> 1. Método de Guitarra Tango マリアノ・ボットによるタンゴ・メソッド解説。 2."Luces de inocencia" por la Orquesta de tango de Buenos Aires [本アルバム収録曲] 2012年ウーゴ・デル・カリル賞受賞曲『無垢な光』(マリアノ・ボット作詞・作曲)をブエノスアイレス・タンゴオーケストラ演奏でJ.C.クアッチ指揮の下、マリアノの妻でタンゴ歌手のカルラ・セッチェが瑞々しく歌い上げている。 3.Barrio Sur -Dúo el Balcón [本アルバム収録曲] 2015年4月Sakura Tango Festival(福岡)出演Live映像。 <参考> 2枚め:日本の俳句に影響を受けた短編曲を43曲収録した縦長装丁の特別仕様「俳句 HAIKU」 https://papitamusica.thebase.in/items/27749096 3枚め:ブエノスの下町のタンゴを現代に継承するドゥオの汎南米曲集『パレセ(~のように)』 https://papitamusica.thebase.in/items/27749169 日本語サイト: https://duoelbalcon1jp.blogspot.com/